しばらくぶりです。
この少しの期間でいろいろ分かってきました。
前の記事であやふやだった発売のタイミングですが、割れました。Nikon初の(CPUレンズ用)AF機なF-501と同時販売、らしいです。つまり1986年ですね。ちなみに、AF35-70/3.3-4.5がおそらくセットとして発売されてて(確かに同年発売である)、共に語られることの多い存在ですね。
もともと35-70は持ってて(僕を沼にはめた人から買った)、(同年代とは知らず)スピードライトを買い、レンズフードを買い、そしてプラカメを調べていきついたF-501を買い…といった感じです。ジャンク箱は罪深いし好奇心はさらに罪深いぞ。
まあカメラとかレンズとかはのちのち紹介するものとして…
SB-20の使い方を説明せねばなりません。
まずこれ見てください。
F-501買う前の写真なのでFE(不動)に乗ってますがお気になさらず
上の方にNikon SPEEDLIGHT SB-20って書いてありますね。その下。A、M、TTLってセレクタがありますね。これがモードセレクタ。Aが外光オート、Mがマニュアル、TTLがTTL発光。F-501など適合するカメラにつけるならとりあえずTTLにしておけばいいです。
次。
左側にセレクタがありますね。これはISO(ASA)感度セレクタ。AモードとMモードのときに使いますが発光量そのものには影響しません(のはず)。
右側にもセレクタが。こっちが光量を決定するセレクタです。これもAモードとMモードのときに使います。
Aモードのときは光量はSB-20が判断するので、フィルム感度と対応するF値のところに右のセレクタでポイントを合わせてください(ポイントのところが緑色になります)。この時、光が届く範囲がF値の数字の右の表に書かれています。撮影距離に応じてF値を決定し、ポイントを合わせてください。
Mモードではこちらが光量を決定します。見えにくいですが、モードセレクタの少し下に1/16とか1/8とか書いてあって、その下にポイントが出てきます。光量は、下の表で、撮影距離とF値が当たるところの光量を設定します。これが基本なのであとはノリでやってください()
発光部についてですが、正面からみて右側にギザギザした部分があって、そこを回して光の届く角度(だと思う)を変えます。左側に窓があってN(ニュートラル?)だとかW(ワイド)だとかT(テレ)だとかが出てきます。焦点距離が広角ならW、標準ならN、望遠ならTに回してあげればいいでしょう。これを回したら、裏面の下にあるセレクタを窓に出ている文字と同じところに合わせておきましょう。
また、SB-20はバウンス撮影もできます。窓のある左側のところを見るといかにも回せそうな感じになってます。バウンス角は-7,(0),45,60,75,90度から選べます。
作為的に使うなら話は別ですが、基本的にはカメラ本体はマニュアルモードでSSをカメラのストロボ同調速度に設定しておいてください(あってるはず)。
設定が済んだら、ストロボの電源を入れます。裏面左下にセレクタがありますがこれをSTBY(スタンバイ)かONに動かします。ONは常時ONってことでSTBYは(TTL発光の使える)本体がスリープモードに入ったらストロボも電源を切る、みたいなモードらしいです。充電が完了すると右側の「READY」ランプ(赤)が点灯します(おそらく本体のレディーライトも点灯します)。バウンスになってるときはさらに「BOUNCE」ランプ(橙)も点灯します。試し焚きしたいときには隣の赤い「FLASH」ボタンを押します。A・Mモード(?)で露出過剰だとストロボが判断すると発光後に5回ほどREADYランプが点滅します。
発光部の下の赤いやつはAF補助光ランプらしいです。光るかは分かりません。右下にちょこんとあるのが外光オートの証、受光窓です。
日本語の使用説明書がある訳でもないので「ひとつ新しいのがこうだからこれもこうだろう」「こうすればうまくいくはず」みたいな感じで書いてます。しかもストロボが正しく動いてるかどうかも分からないです。ですから怪しいです。誤りがあればご指摘いただけたらと思います。