リトルニコ爺の手記

わかばだいとかいうハンネでTwitterをやってる人が昔やってたYahoo!ブログから引き継いでリスタートした沼みの深いブログ。

F-601を借りて旅行に行ってきた話

すっきり晴れ渡る空とは裏腹にまーた面倒なことになってきましたね… みなさまいかがお過ごしでしょうか。

僕の学校でも感染症蔓延対策がすこしきつくなって、部活動が期末試験終了まで原則禁止となってしまいました。演奏会近いんだが…練習日が圧倒的に足りない…

 

さて、そんな僕の学校ですが少し前に修学旅行に行ってきました。今考えれば、もう1,2週間後の予定だったら行けてなかったな、と。ギリギリのタイミングでした。運がよかったです(そもそも日程が短縮されていたのですがね…)。

旅行、しかも概ね屋外で時間がなく荷物の制約もありいろいろな画角を求められるような団体のそれでは、少し暗めでもズームレンジが広い標準AFズームレンズが便利です(そりゃそうだ)。今回の修学旅行ではDSLRカメラの他にフィルムSLRカメラも持っていくことになっていたのですが、さすがにF2に単焦点レンズ群を持っていくのは旅行という観点から厳しいと判断し、前に買ってあったF-801とAi AF Zoom-Nikkor 28-105mm f/3.5-5.6D (IF)を使おうと準備していたのですが、購入して1本目のテストフィルムを入れていたF-801が壊れていることが発覚し、修学旅行出発前日に上がったフィルムでオートワインダーが回転しすぎる不調が明らかになりまして、テストフィルムを通してないUを持っていくのも心配、かといってF-501のAFは全く使い物にならない、というところで近所に住んでいる栗平さんがF-601を持っているのを思い出し、御迷惑にも急遽その夜会って貸していただき、なんとか修学旅行にAW,AFフィルムSLRカメラを持っていけることになりました。それに入れたフィルムはつい一昨日36コマ撮り終え、昨日現像に出して受け取ってきました。結果は上々です。貸していただきありがとうございました。F-601を返すときにまた改めてお礼を言います。

 

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Nikon F-601 + <New> Ai AF NIKKOR 50mm 1:1.4S

中級普及機F-501、ローエンドF-401シリーズ、ハイアマ級F-801シリーズ、フラッグシップF4シリーズ、そしてF-801とF-401の中間に登場したのがF-601です。まさにF-801とF-401の中間といった立ち位置で、時代の流れに乗ったF-501の後継機と言っても差し支えないかもしれないです。外観はかなりF-801に似ていますが、その操作性では若干それに劣ります。書き出しておくと、Pvができない・AE-LとAF-Lを別に設定できない(この点に限ってはF-601よりF-501の方が優れています)、といったところでしょうか。右手の中指と薬指(小指)にはボタンが与えられていません。ハイアマとの差ですね。しかし、ポップアップ式フラッシュがついているのはアドバンテージになっていると思います。F-801からF-801sになれば付きますが、F-601では測光モードををマルチ/中央重点/スポットの三種類から選べます。フォーカスモードセレクタは相変わらず扱いにくいです。AR-3が使えるのも興味深いです(その代わり2ピンは使えない)。電池はなぜかCR-P2。単純に単三の方が安いし入手しやすいのでその点ではF-801のほうがいいかな、といったところです。ただでさえフィルム代がかかるのにそれに加えて電池代も高いのはあんまりうれしくないですし、カメラを使わない期間に電池をうっちゃっておいたら劣化してつかえなくなった…とか嫌ですからね。

というわけで、F-601とF-801だったら?と訊かれたら用途を聴きつつF-801を勧めたいかな、という感じです。ちなみにF-801とF-801sだったら間違いなく後者。探してます。専用の方眼マットスクリーン買っちゃったし。

 

とにかく、貸与ありがとうございました。いまのところ僕から仲間(?)に恩を「送る」以上に恩を「受け」まくってるので、感謝して恩を「送り」返していきたいと思ってます。というか送った恩の一部がなんか別の物連れて帰ってきちゃったりしてますけど。ともかく、皆さんありがとう。