リトルニコ爺の手記

わかばだいとかいうハンネでTwitterをやってる人が昔やってたYahoo!ブログから引き継いでリスタートした沼みの深いブログ。

Dfが欲しい話

今週のお題「下書き供養」怪文書も出てきたので供養します。セルフAi改、ダメゼッタイ。いいですね。約束ですよ。

 

とうとう紹介するカメラがなくなったのか…ということではないです。まだカメラいますし、それ以上にたくさんのレンズがいます。ここに載せられる写真を集めたりするのにいくらか時間がかかったりしてますが、いずれレンズレビューもしていこうと思っているのでお楽しみに。

 

さて、ニコンデジタル一眼レフカメラには、飛びぬけて異彩を放つカメラが一台あります。その名もNikon Df。見た目はNikon FM/FEの血を引くものの、フルサイズデジタルカメラとしての性能もとても高く(2013年発売にて今日ではいささか見劣りするところもありますが)(1.6MPじゃ今や低画素機ですね)、それだけでも十分に趣味性の高いカメラであります。

しかし、Dfの最も特筆すべき特徴は、歴代のNikon Fマウントカメラの中で最もレンズ装着互換性が高い、ということであります。以前にもいくらか解説しました通り、Fマウントは1959年発売のニコンFへの採用から実に60年以上もの間、それにいろいろな接点を加えたりあるいは除去したりして採用され続けていますが、その中で必然的に互換性の問題が発生してきます。その互換性に対してもっとも広い許容を持つのがDfだ、というわけです。

具体的に言うと、現行のEタイプやAF-Pレンズ、Ai AFレンズ、Aiレンズが使える…のはもちろん(ここまでなら多数の中上級機が満たしている)、さらにここに非Ai方式の旧連動レンズも装着して露出計連動*のもと撮影することができます(いくらか制約がある)。*本体の撮影F値設定とレンズのそれは別設定らしいので「露出計連動」かは怪しいといえば怪しい。つまりほぼすべてのFマウントレンズが露出計連動で使えます。例外はありますが。

 

無論Ai代にも多数の銘玉が存在します。定番の50/1.4、50/1.8、28/2.8、E75~150/3.5などのほかにもMicro55/2.8、Noct58/1.2など、例を挙げればキリがありません。しかしながら、Auto代やNew代も負けていません。58/1.4から50/1.4、50/2、28/3.5、35/2.8、105/2.5、43~86/3.5(これは「迷玉」だろう)、28~45/4.5、Micro55/3.5…Ai代に勝るとも劣らない多数の銘玉があります。Ai改を探せばよいではないかと言われればそれまでなのですが、個人的な感覚ですがAi改はそんなに多くないです。頑張ってAi改を探すか非Aiの使えるボディを探すか。この二択ではやっぱり後者を取りたい。その方がどんどんいろいろなレンズを使えます。

 

というわけでDfが欲しいです。安くならないかな。